求人票を見て「で、実際いくら振り込まれるの?」と思ったことはありませんか?
転職サイトや求人票を眺めているとき、真っ先に目に入るのが「月給〇〇万円」という額面の数字です。
でも、本当に知りたいのはその数字ではありません。家賃を払い、日々の生活費をやりくりし、貯金に回すことができる「毎月口座に実際に振り込まれる手取り額」のはずです。
私自身、過去に転職活動をしていたとき、求人票に並ぶ数字を見ながら何度も手が止まりました。
「月給30万円って書いてあるけど、ここから税金や保険料が引かれたら手元にいくら残るんだろう……?」
「今の会社より額面は数万円上がるけれど、引かれるものが増えたら手取りはたいして変わらないのでは?」
気になって検索してみても、年収全体のざっくりした早見表だったり、細かい控除の入力項目が多すぎてスマホでパッと調べるには骨が折れるものがほとんどでした。
そこで、面倒な登録や細かい設定なしで、求人票の月給から10秒で手取り目安と内訳がわかり、さらに気になっている2社を並べて比較できるツールを作りました。
「額面の8割」という大雑把な計算で後悔しないために
よく「手取りはだいたい額面の7.5〜8割くらい」と言われます。
大まかな目安としては間違っていませんが、実際の転職や就職の現場では、この大雑把な計算が思わぬズレを生むことがあります。
- 住民税の落とし穴(前年に収入があったかどうか)
住民税は「前年の所得」に対して課税される仕組みです。そのため新卒1年目は住民税が引かれませんが、社会人の転職では1年目から前年分の住民税がしっかり引かれます。「転職して初任給をもらったら、思っていたより手取りが少なくて焦った……」という声がよくあるのは、この住民税の存在が抜けているケースが多いためです。 - 「みなし残業(固定残業代)」のブラックボックス
「月給30万円(固定残業代40時間分を含む)」という求人の場合、残業代を引いた純粋な基本給はいくらでしょうか。基本給が低く抑えられていると、ボーナス(賞与)が「基本給の〇ヶ月分」となっている企業では賞与額が想定より少なくなったり、将来の年金計算にも影響します。額面だけでなく「基本給」と「みなし残業代」を正しく分解して把握しておくことが極めて重要です。
このツールでできること(3つの特長)
- ① 10秒で手取り・社会保険料・税金の内訳がわかる
月給の数字を入力し、社会人か新卒か、年齢(40歳未満か以上か)を選ぶだけ。2026年最新の料率に基づき、健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税の目安を瞬時に計算し、グラフ感覚でわかりやすく表示します。 - ② 会社Aと会社Bを並べて「2社比較」できる
「会社Bを追加して2社比較する」をタップすると、2社の月給手取りだけでなく、「年間でどれくらいの差になるのか」を一覧テーブルで直接比べられます。「月給32万円(固定残業込) vs 月給28万円(残業別)」といった迷いも、数字を並べることで冷静に判断できます。 - ③ 入力データは一切外部に送信されません(完全プライバシー保護)
給与や転職先の条件は極めてプライベートな情報です。当サイトのツールはすべての計算をお使いの端末(スマートフォンやPCのブラウザ内)だけで完結させています。入力した数字が当サイトのサーバーに送信・保存されることは一切ありません。
使い方の手順(シンプル3ステップ)
計算ロジック・参照データについて(2026年最新基準)
本ツールは、2026年現在の最新の社会保険料率および税制に基づき、単身・扶養親族なしをモデルとした高精度の推計を行っています。
- 健康保険料率: 全国健康保険協会(協会けんぽ東京都支部)の最新料率を適用。40歳未満は約4.955%(折半)、介護保険対象の40歳以上は約5.75%(折半)。
[出典: 協会けんぽ 都道府県別保険料率 ↗] - 厚生年金保険料率: 日本年金機構の上限固定料率18.3%の折半「9.15%」を適用。
[出典: 日本年金機構 保険料額表 ↗] - 雇用保険料率: 厚生労働省告示に基づく労働者負担率「0.55%(5.5/1,000)」を適用。
[出典: 厚生労働省 雇用保険料率について ↗] - 所得税: 国税庁の源泉徴収税額表および復興特別所得税(2.1%加算)に準拠。
[出典: 国税庁 源泉所得税 ↗] - 住民税: 標準税率10%(都民税4%+市区町村民税6%)を適用(※新卒1年目は0円)。
[出典: 総務省 個人住民税の税率 ↗]
※配偶者や扶養家族の有無、自治体による住民税均等割の差、会社独自の健康保険組合の料率差により、実際の給与明細とは数千円程度の差が生じる場合があります。求人票の比較や生活設計の判断材料としてご活用ください。
転職・就職活動に向き合うあなたへ
新しい職場を探す転職活動や就職活動は、ワクワクする期待感と同じくらい、「本当に生活していけるだろうか」「この選択で後悔しないだろうか」という不安がつきまとうものです。
求人票に並ぶ数字の表面だけでなく、実際の手取りや内訳をクリアにすることで、日々の生活をより具体的にイメージできるようになります。
「自分はこの手取りでどんな暮らしを送りたいか」
「どの条件なら納得して前向きに働けるか」
あなたが納得のいく選択をするための身近なツールとして、少しでもお役に立てれば幸いです。